『大人は泣かないと思っていた』
2023年5月26日
こんにちは。
コーディネーターの山田です。
随分前に亡くなった祖父は、私のために鯉のぼりをあげてくれていました。
これは甥っ子のものです。上げ下げしたり、綺麗になびかせたりするのは結構大変な作業です。
雨の日の朝、中1の私を駅まで送ってくれた軽トラの助手席が数少ない祖父との思い出です。
寺地はるな著『大人は泣かないと思っていた』は、いわゆる視点切り替わり型連作短編小説ですね。
田舎で育って、田舎で仕事をしていく生活にはまだ私の知らない側面が沢山あるのだなと感じた一冊でした。