お子様のために
今から始められることがあります
- 歯並びが悪くなる前の
「予防矯正」 - 悪い歯並びを整える「床矯正」
「予防矯正」という言葉はご存じでしょうか?
その名の通り、歯並びが悪くなるのを予防する矯正です。
これまでは「悪くなった歯並びを整える」矯正が主流でしたが、最近では「悪くなる原因を摘み取り、歯並びが悪くなるのを防ぐ」矯正に注目が集まっています。
予防矯正では大きく分けて2つの治療を行います。
それぞれ紹介します。
歯並びを悪くさせる原因には何があると思いますか?
分かりやすい例として「舌癖」をご紹介します。
舌癖とは、普段何もしていない時に、舌が歯に触れている状態を指します。
この状態は、弱い力ではありますが、歯に力が加えられている状態になります。
実は、とても弱い力であっても、継続的に歯に力が加わることで歯は動きます。そのため、この癖を改善させるトレーニングが必要になります。
歯並びを悪くしてしまう癖には、舌癖の他「口呼吸」「逆嚥下」というものがあります。それぞれご紹介します。
【口呼吸】 | 呼吸には「鼻呼吸」と「口呼吸」があります。「口」呼吸をしていると顎の成長を妨げます。顎は歯が並ぶための土台ですので、顎が発達しないと歯が適切に並ぶことができず歯並びが悪くなります。 |
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【逆嚥下】 | 飲み込む時に舌を前に突き出したり、口の周りにグッと力が入る飲み込み方(逆嚥下)は歯並びに影響を与えます。舌や頬の筋肉が歯に力を加えるためです。 |
これらの悪癖を正すことで、歯並びの悪化を防ぐことができます。
ケースによっては、トレーニングだけで治療が終了することもあります。
トレーニングだけでは、対処が難しい場合は「矯正矯正」を利用します。様々な装置がありますが、ここでは「床矯正」という装置をご紹介します。
床矯正装置の主な役割は「顎を拡大」させることです。
歯は顎にそって生えてくるのですが、顎が狭いと歯がしっかり並ばずデコボコに生えてきます。分かりやすい例でお伝えすると「3人掛けのベンチに5人が座る」とどうなると思いますか?凸凹に座る形になりますよね?歯並びも同じです。
これを改善させるためにはベンチ(顎)を拡大させる必要があります。
これを可能にするのが「床矯正」装置になります。
矯正治療は一定の治療期間がかかります。
そのため、ドクターとの信頼関係の他、「歯医者に行きたい!」と思ってもらうことも大切だと考えています。
そのため当院では次のような取り組みも行っています。
当院にはキッズスペースがありますので、治療前にここで遊んでいただけます。
治療中のアニメ鑑賞が可能です。
アニメに夢中になり「もう終わったの、まだ帰りたくない」と言っていただけるお子様も沢山いらっしゃいます。
頑張ったお子さんにはちょっとしたご褒美をプレゼントしています。
親御さんからは、「いつごろ矯正を始めた方がいいですか?」とよく質問を受けます。
いつも次のようにお答えしています。
“一般的には、〇歳~〇歳の間で矯正を行うのが適切と言われていますが、それはあくまで一般論です。お子さんごとに成長スピードは異なりますので、まずはお子様のお口を拝見させてください。お口の状態を検査することで、その子の適切な矯正時期を予測することができます”
また、「相談する=矯正治療を始めなければならない」とお考えの親御さんも多いのですが、そんなことはありません。
治療するしないは親御さんの判断となりますし、また、まだ矯正治療のタイミングでなければ、そのようにお伝えするだけですのでご安心ください。
しかし、1つお伝えしたいことがあります。
それは「タイミングを逃さないでください」ということ。
子供の時に矯正するのと、大人になってから矯正するのとでは仕上がりに差が出ます。
その理由は、子供は「成長力」を利用できるからです。
子供の骨格はまだ定まっていません。つまり「粘土」のようなものです。つまり、自由にコントロールできるということです。
このタイミングは一生に1回しかきません。
これを逸してしまうと、この「成長力」を利用できなくなります。
なので、できるだけ早い段階でお口の状態を拝見させていただき、このタイミングをお伝えする機会を私たちに与えて頂きたいと思っています。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。