小窩裂溝う蝕・ミニマムインターベーションー国分寺・三鷹・府中・調布の歯科・歯医者
2017年8月28日
※虫歯治療の症例。保険適用。期間の経過とともに変色するリスクがあります。
20代前半の患者様、奥歯の溝が虫歯になっているので治したい、とのことでした。歯科助手の経験もある患者様、歯科の知識もある程度ありますので、あまり削りたくないが、保険治療で綺麗に治したい、という希望がありました。
早速お口の中を拝見したところ、確かに裂溝の部分が黒くなっていました。口腔への意識も高いため、磨き残しもなく歯茎も健康な状態でしたので、フッ素塗布を行い、経過観察でも良いのではと思いましたが、探針で軽く触ってみると、部分的に柔らかくなり虫歯が奥で進んでいるところがありましたので、予防の意味も含め、今回は治療を行うこととしました。
歯の表面を超音波で清掃したのちに、先の細い やり状 のバーを用いて、う蝕を選択的に削り、削った部分には気泡が入らないよう、慎重にフロアブルレジンで充填を行いました。
今回は、保険治療ご希望でしたので、このような仕上がりとなりましたが、より明瞭な裂溝をつけたい場合には、自費治療での対応も行なっています。
それぞれの患者様の口腔内の状況に応じた歯科治療を提供できるよう臨んでおりますので、気になることがある場合は、お気軽にご相談ください。